LiftLogは「自宅で筋トレする人」向けの設定を持っています。設定タブの運動の設定 > トレーニング環境で「自宅」を選ぶだけで、種目一覧が自重・ダンベル中心に絞り込まれ、AIトレーナーが提案するメニューからもバーベル・マシン種目が消えます。設定は10秒ほどで終わり、ジムへ行った日はその場で全種目に戻せます。

画面はiOS版1.11(2026-08-10時点)を基準に説明します。ブラウザで使うWeb版にも同じ設定があり、違いは記事の後半にまとめました。

「自宅」を選ぶと変わる3つのこと

トレーニング環境は、記録の中身ではなく「候補として出てくる種目の範囲」を決める設定です。自宅にすると次の3か所が同時に変わります。

  1. 種目一覧に「🏠 自宅の種目」の絞り込みが出る自重・ダンベル・その他の器具の種目だけが並び、バーベル・マシン・ケーブルの種目が一覧から外れます

  2. AIのメニュー提案が自重・ダンベル中心になるAIには「トレーニング環境: 自宅」が毎回渡り、バーベル・マシン・ケーブル種目を提案しないルールが加わります

  3. 絞り込みはいつでも1タップで外せるジムへ行った日はチップをタップするだけで全種目に戻るので、設定を切り替え直す必要はありません

逆に変わらないものもはっきりしています。過去の記録・テンプレート・自己ベストはそのままで、絞り込みを外せばバーベル種目もこれまでどおり記録できます。あくまで「よく使うものを手前に出す」設定です。

手順1:トレーニング環境を「自宅」にする

設定タブを開き、運動の設定のセクションにある「トレーニング環境」をタップします。運動頻度とデフォルトレスト時間のすぐ下です。

LiftLogの設定画面。「運動の設定」の中に運動頻度・デフォルトレスト時間・トレーニング環境が並び、トレーニング環境が「自宅」になっている
LiftLog 設定(運動の設定)画面トレーニング環境の下に「自宅を選ぶと種目一覧が自重・ダンベル中心に絞り込まれます」と説明が出る(画面はデモアカウントのデータ)2026-08-10 撮影)

選択肢は「自宅」「ジム」「両方」の3つです。自宅とジムを併用しているなら「両方」を選ぶと絞り込みは効かず、全種目が出たままになります。

LiftLogのトレーニング環境の選択メニュー。自宅・ジム・両方の3つが並び、自宅にチェックが付いている
LiftLog 設定(トレーニング環境)画面選択肢は自宅・ジム・両方の3つ。選んだあと「保存」を押すと反映される(画面はデモアカウントのデータ)2026-08-10 撮影)

選び終えたら「保存」を押します。初回セットアップの3問目にも同じ質問があるので、そこで答えていれば設定タブはその値になっています。あとから何度でも変更できます。

手順2:種目一覧が自宅の種目だけになる

トレーニングタブから種目の一覧(エクササイズ設定)を開くと、検索欄の下のいちばん左に「🏠 自宅の種目」というチップが増えています。環境を自宅にすると最初からオンになっていて、器具が「自重」「ダンベル」「その他」の種目だけが並びます。

LiftLogのエクササイズ設定画面。「🏠 自宅の種目」チップが選択され、胸の種目としてインクラインダンベルプレス・インクラインプッシュアップ・ダンベルフライなど自重とダンベルの種目だけが並んでいる
LiftLog エクササイズ設定画面胸の一覧が「ダンベル・胸」「自重・胸」の種目だけになり、バーベル・マシン種目は表示されない(画面はデモアカウントのデータ)2026-08-10 撮影)

種目を追加するときのピッカーでも同じ絞り込みが効くので、ワークアウト中に種目を足す場面でも、家にない器具の種目を読み飛ばす必要がなくなります。

手順3:AIのメニュー提案が自宅向けになる

AIタブで「今日のメニューを提案して」を送ると、返ってくるメニューが自重・ダンベル種目だけで構成されます。設定した環境は毎回のリクエストにプロフィールの一部として渡っていて、自宅のときは「バーベル・マシン・ケーブル種目は提案しない」というルールが加わるためです。

LiftLogのAIトレーナー画面。ダンベルプルオーバーやプッシュアップなど自宅でできる種目のメニューカードが表示され、各種目に「前回12回×3から反復数を増加」といった理由が添えられている
LiftLog AIトレーナー画面種目ごとに「前回15kg×10から反復数を増加」など、過去の記録を根拠にした一文が付く(画面はデモアカウントのデータ)2026-08-10 撮影)

提案は器具を置き換えただけの一般論ではありません。上の画面では、プッシュアップに「前回12回×3から反復数を増加」、ダンベルフライに「前回15kg×10から反復数を増加。次回+2.5kg目安」と、直近の記録を参照した理由が種目ごとに付いています。器具が限られる自宅では重量を細かく刻めないぶん、回数やセット数で負荷を上げる判断が要るので、この「前回どうだったか」を踏まえた調整がそのまま次のメニューになります。

カードの「ワークアウトを開始」を押せば、提案された種目・重量・回数が入った状態で記録が始まります。気に入った構成は「テンプレートに追加」で残しておくと、次回から選ぶだけで呼び出せます。

補足:対応プラットフォームと現時点の制限

同じ設定でも、使っている端末によって扱いが違います。2026-08-10時点の状況は次のとおりです。

トレーニング環境の対応状況
できることiPhone(iOS版1.11)ブラウザ(Web版)Android
トレーニング環境の設定
「自宅の種目」での絞り込み—(器具フィルタのみ)
AI提案への反映

2026-08-10 時点。Androidアプリには環境を選ぶ項目がまだありませんが、AIトレーナーは3プラットフォームで同じサーバーを使っているため、iPhoneかWeb版で「自宅」にしておけばAndroidで受け取る提案にも反映されます。

Web版では設定画面に同じ「トレーニング環境」の項目があり、種目一覧にも「🏠 自宅の種目」の絞り込みが出ます。パソコンで設定してiPhoneで記録する、という使い方でも設定は共通です。

制限として押さえておきたいのは2点です。ひとつは、絞り込みの対象が器具の分類で決まることです。ダンベルを持っていない人にとってはダンベル種目も「自宅ではできない種目」ですが、一覧には出ます。この場合は器具フィルタの「自重」を併用してください。もうひとつは、自重種目の負荷の上げ方です。重量を足せないぶん記録が横ばいに見えやすいので、回数とセット数の推移で伸びを判断することになります。総負荷量の考え方は総負荷量の計算方法にまとめてあります。

まとめ

自宅トレの設定でやることは3つだけです。

  1. 設定タブの「運動の設定 > トレーニング環境」で「自宅」を選んで保存する
  2. 種目一覧の「🏠 自宅の種目」で絞り込む(ジムの日はチップを外す)
  3. AIタブで「今日のメニューを提案して」を送る

自宅トレは、器具がない分だけ「何をやるか」を毎回自分で決める負担が大きくなります。環境を一度設定しておけば、種目選びの選択肢が家でできるものだけに減り、AIの提案も家でできる範囲から返ってきます。まずは設定を1回変えるところから始めてみてください。