LiftLogは、ワークアウトの途中でそのままAIトレーナーに相談できます。実行中の画面の右下にある「AIに相談」を押し、「重すぎる」「種目を変えたい」と伝えると、返ってくるのは長い文章ではなく変更案のカードです。「適用」を1タップすれば、進行中のワークアウトの種目や重量がその場で書き換わります。セット間の休憩中に片手で終わる操作です。

画面はiOS版1.11(2026-08-10時点)を基準に説明します。Android版アプリにも同じ導線があります。

ワークアウト中の相談でできること

AIタブの相談との違いは、返答が操作になっていることです。文章で「では重量を5kg下げて8回でいきましょう」と言われても、結局は自分で入力欄を直すことになります。ワークアウト中の相談では、その提案がボタン付きのカードで届きます。

  1. 次のセットの重量・回数を変える「重すぎる」「軽すぎる」の一言で、これからのセットの数字を調整した案が返ります

  2. 種目そのものを差し替える器具が空いていない、痛みが出た、といった理由で別の種目に置き換えられます

  3. 種目やセットを足す・減らす時間が余った日に1種目足す、時間が足りない日にセットを削る、といった調整もできます

いずれも提案の段階では記録に触れません。カードの「適用」を押して初めて反映され、「却下」を押せば何も起きません。

手順1:実行中の画面から「AIに相談」を押す

ワークアウトを記録している画面の右下に「AIに相談」のボタンがあります。レストタイマーが走っている最中でも押せます。

LiftLogのワークアウト実施中画面。ダンベルベンチプレスの1セット目が60kg×10回で完了しており、右下に「AIに相談」ボタン、下部にレストタイマーの残り1分26秒が表示されている
LiftLog ワークアウト実施中画面レストタイマーが動いている間も右下の「AIに相談」から相談できる(画面はデモアカウントのデータ)2026-08-10 撮影)

手順2:ショートカットか自由文で伝える

ボタンを押すと下から相談シートが上がってきます。入力欄の上には「重すぎる」「軽すぎる」「種目を変えたい」の3つのショートカットが並んでいます。

LiftLogのAIトレーナー相談シート。「重すぎる」「軽すぎる」で次セットの重量を調整、「種目を変えたい」で別の種目を提案、と使い方の案内が表示され、下部に3つのショートカットボタンが並んでいる
LiftLog AIトレーナーに相談画面シートを開いた直後の状態。3つのショートカットのほか、自由に文章を書いて送ることもできる(画面はデモアカウントのデータ)2026-08-10 撮影)

自由に書いてもかまいません。「自宅で胸を鍛えるメニューにして」「肩が痛いので背中の種目に変えたい」「あと10分しかない」のように、状況をそのまま書けば通じます。進行中のワークアウトの種目・セット・完了状況はAI側に渡っているので、いま何をやっているかを説明する必要はありません。

手順3:提案カードの「適用」で反映する

返ってくるのは、短い一言と提案カードです。カードには「現状 → 提案」の形で変更前後が並び、その下に理由が1〜2文、いちばん下に「適用」「却下」のボタンが付きます。

LiftLogのAI相談シート。「自宅で胸を鍛えるメニューにして」という相談に対し、種目変更カードが表示され、現状のダンベルベンチプレスから提案のプッシュアップ(0.0kg×15、0.0kg×15、0.0kg×12)への変更案と適用・却下ボタンが並んでいる
LiftLog AIトレーナーに相談画面「種目変更」カードの下に「種目追加」カードが続く。それぞれ個別に適用・却下できる(画面はデモアカウントのデータ)2026-08-10 撮影)

上の例では、ダンベルベンチプレスからプッシュアップへの種目変更カードと、その下に種目追加のカードが返っています。カードは1回の相談で複数返ることがあり、それぞれ独立して適用・却下できます。全部を受け入れる必要はありません。

「適用」を押すと、進行中のワークアウトの該当種目が書き換わります。触るのはこれから行うセットだけで、完了チェック済みのセットの記録は残ります。

提案が極端にならないようにしてあること

重量の調整には上限を設けていて、直近のセットの重量に対して上下20%以内に収まるようにしています。「重すぎる」と伝えたときに一気に半分まで落とされることはありません。

もうひとつ、ウォームアップとして記録したセットの重量は判断の基準に使いません。基準になるのは通常・ドロップ・フェイラーのセットです。アップの軽い重量を実力値と勘違いして、次のセットが不必要に軽くなる、という事故を避けるためです。セット種別はセット番号のバッジをタップすると変更できるので、アップのセットは「ウォームアップ」にしておくと提案の精度が上がります。

補足:対応プラットフォームと現時点の制限

ワークアウト中の相談は、iPhoneアプリ(iOS版1.11)とAndroidアプリで使えます。画面の作りとショートカットの並びは両方ほぼ同じです。パソコンのブラウザで使うWeb版でも、AIタブのトレーナーにメニューや重量の相談はできます。

制限は2つあります。ひとつは相談回数で、1回のワークアウトの中で相談できるのは10往復までです。達すると「このワークアウト中のAI相談回数の上限に達しました」と表示されます。この枠はAIタブの通常の相談(1日10往復)とは別カウントなので、ワークアウト中に使い切っても、終わったあとの振り返りは通常どおり相談できます。

もうひとつは提案できる種目の範囲です。AIが差し替え先に選べるのはアプリに登録済みの種目だけで、存在しない種目名を返さないようにしてあります。通っているジム固有のマシンなど、自分で追加したカスタム種目も対象に含まれます。

まとめ

ワークアウト中のAI相談は、次の3ステップです。

  1. 実行中の画面の右下「AIに相談」を押す
  2. 「重すぎる」「軽すぎる」「種目を変えたい」を押すか、状況を自由に書いて送る
  3. 返ってきたカードの「適用」を押す(不要なら「却下」)

トレーニング中に迷う場面は、たいてい「この重量でもう1セットいけるか」「この種目をどう代替するか」のどちらかです。その判断を持ち帰らずにその場で片づけられると、メニューを崩さずに最後まで終われます。次のセットで重さに迷ったら、まず「重すぎる」を押してみてください。