LiftLogの「重量の基準」は、ダンベル種目で入力した重さが片手1個ぶんか、合計かを種目ごとに決めておく設定です。記録中の種目メニューか種目の詳細画面で「片手」か「合計」を選ぶと、記録後の値に「24 kg(片手)」「48 kg(合計)」と付きます。記録した数字はそのままで、表示とAIの提案に使われます。

画面はiOS版1.20.0(2026-10-05時点)を基準に説明します。

重量の基準でできること

  1. 種目ごとに「片手」か「合計」を決める — 選べるのは未設定・合計・片手の3つで、既定は未設定です。ダンベル種目だけで設定できます

  2. 記録後の値で、どちらの重さか分かる — 完了したセットや履歴の重量に「(片手)」「(合計)」が付きます。種目名には付けません

  3. AIの提案も同じ基準でそろう — 片手で設定した種目は、AIも片手1個ぶんの重さで提案します

ダンベルプレスで「24kg」と書いた記録は、片手に24kgを1個ずつ持ったのか、合計が24kgなのか、数字だけでは分かりません。自分で決めたルールを忘れたころに見返すと迷いやすいので、その種目の基準を一度だけ登録しておく、という機能です。

手順1:記録中の ⋯ メニューから設定する

ワークアウトを記録している画面で、種目カードの右上にある ⋯ ボタンを押します。メニューの「重量の基準」を開くと、未設定・合計・片手の3つが並ぶので、記録している持ち方を選びます。種目のカードを長押ししても同じメニューが開きます。

LiftLogのワークアウト記録画面。ダンベルベンチプレスの ⋯ メニューの上に「重量の基準」のサブメニューが開き、チェックの付いた「未設定」と「合計」「片手」が並んでいる。背後のメニューに「種目の解説」と「種目を削除」が見える
LiftLog ワークアウト記録画面|⋯ メニューの「重量の基準」を開くと、未設定・合計・片手から選べる(画面はデモアカウントのデータ)(2026-10-05 撮影)

メニューに「重量の基準」が出るのは、器具がダンベルで、計測タイプが「重量×回数」か「重量×時間」の種目だけです。バーベル・マシンの種目や自重種目では、項目そのものが出ません。

選んだ時点で保存されるので、別の保存ボタンはありません。記録の途中で切り替えても、それまでに入力した数字は書き換わりません。

手順2:入力中はキーボードの上で基準を確かめる

基準を設定した種目の重量欄をタップすると、数字キーボードの上のツールバーに「片手の重さ」(合計の種目では「合計の重さ」)と表示されます。重量欄の単位は「kg」のままです。

LiftLogのワークアウト記録画面。ダンベルベンチプレスの1セット目が「24 kg(片手)× 10 回」で完了し、2セット目の重量欄に24kgを入力中。キーボード上のツールバーに「−2.5」「+2.5」「片手の重さ」「完了」が並んでいる
LiftLog ワークアウト記録画面|入力中はキーボードの上に「片手の重さ」、完了した行の重量には「(片手)」が付く(画面はデモアカウントのデータ)(2026-10-05 撮影)

このラベルは表示だけで、押しても何も起きません。基準を変えたいときは、手順1のメニューか種目の詳細画面から変えます。未設定の種目ではラベル自体が出ません。

記録後の表示

セットを完了すると、行の重量に基準の語が付きます。片手で設定した種目は「24 kg(片手)× 10 回」、合計で設定した種目は「48 kg(合計)× 12 回」の形です。手順2の画面では、1行目の完了したセットがこの表示になっています。履歴のセット行も同じ表記で、種目の統計では「現在の最大」の値の下に「(片手)」が出ます。

「(片手)」「(合計)」が付くのは重量の値だけです。種目名やカードの見出しには付けません。見出しに付けると、ワンハンドロウのように片腕ずつ行う種目に見えてしまうためです。

記録した数字は書き換えないので、総負荷量(ボリューム)は記録した数字のまま計算します。片手24kgで10回なら、総負荷量は240kgで、2倍にはしません。総負荷量の数字に「(片手)」が付かないのはこのためです。推定1RMと最大重量の新記録も、同じく記録した数字のままです。

手順3:種目の詳細画面から設定する

ワークアウトを始めていなくても設定できます。トレーニングタブの種目一覧から種目を開くと、期間の切り替えの下に「重量の基準」のカードがあり、未設定・合計・片手のセグメントで選べます。

LiftLogの種目詳細画面(ダンベルベンチプレス)。統計とグラフ、期間の切り替えの下に「重量の基準」のカードがあり、未設定・合計・片手のセグメントで「片手」が選ばれ、その下に基準の説明文が出ている
LiftLog 種目詳細画面|種目詳細の「重量の基準」カードでも同じ設定ができる。グラフは記録がないため空の状態(画面はデモアカウントのデータ)(2026-10-05 撮影)

セグメントの下には、選んでいる基準の説明が出ます。片手を選んでいるときは「ダンベルを片手ずつ持つ重さで記録しています。記録した数字はそのままで、表示と AI の重量提案に使います。」と表示されます。

AIへの伝わり方は次のとおりです。片手で設定した種目では、AIは片手1個ぶんの重さで提案し、合計に直しません。ダンベルからバーベルへ切り替える提案では、「片手×2 ≒ 合計」を目安に、それより控えめな重さから始める前提で換算します。

補足:対応プラットフォームと現時点の制限

重量の基準は、iPhone版1.20.0(App Storeで公開済み)とブラウザで使うWeb版で使えます。Android版は1.7.0で対応し、配信を始めていて順次広げています。設定はアカウントに保存されるので、iPhoneで片手にした種目はWeb版でも片手として表示されます。

プラットフォームで違うのは、設定と入力中の表示の置き場所です。

  1. Web版は、記録中の種目メニューの中にセグメントがあり、その場で切り替えます。 種目の詳細画面では「基本情報」の末尾に行があります
  2. Web版の入力欄は、単位が「kg / 片手」の2段になります。 キーボード上のラベルはありません
  3. Android版は、種目メニューの項目から選択ダイアログを開いて選びます。 入力中は数字キーパッドの上段に「片手の重さ」が出ます

ダンベル種目の重さの目安はダンベルプレスの平均重量に、総負荷量の計算の考え方は総負荷量の計算方法にまとめてあります。懸垂やディップスでアシストマシンを使う場合は、アシスト記録の使い方をあわせて読んでください。

まとめ

  • 重量の基準は、ダンベル種目の重さが片手1個ぶんか合計かを決める設定です。既定は未設定で、ダンベル種目だけで選べます
  • iPhoneでは、記録中の ⋯ メニューの「重量の基準」か、種目詳細のカードで設定します。入力中はキーボードの上に「片手の重さ」「合計の重さ」が出ます
  • 記録後の値に「24 kg(片手)」「48 kg(合計)」と付きます。数字は書き換えず、総負荷量は記録した数字のまま計算します

片手か合計かは、記録を付け始めたときには覚えていても、数か月後に見返すと分からなくなりがちです。迷いそうなダンベル種目から、次のトレーニングで基準を1つ選んでみてください。